アンパンマンの歌の詩
昔から聞きなれているアンパンマンの歌の歌詞が
こんなにも意味深いものだったとは知らなかった。
つい一か月ほど前、子どもと遊ぼうと思って、歌を歌うことに。
何の曲がいいかなぁ~。
個人的に好きなのはカントリーロードだから、これを歌うか。
(歌ってみる♪)ジーっと不思議そうに見つめるわが子。
む。テンポがゆっくりだったかな?他の曲を歌うか。
赤ちゃんが好きな曲って何だろう。ん~。幼児といえばアンパンマンやんな。
男女問わず幅広く、長年愛されてるよな。きっとそんなアンパンマンの曲は、子どもが好きなメロディとかリズムとか、工夫されているのでは。。。!?
(アンパンマンを歌ってみる♪)口を開けて喜ぶわが子。
さ、さ、さすがやアンパンさん!!!
それ以来、ぐずりだしたり、何かあるとアンパンさんの曲を歌う事に。
歌うと喜んでくれる。それで凌げないこともあるけれど。(^^;)
「1,2,3!」という歌詞から始まる「さんさん体操」をよく歌っていた。
YouTubeでアンパンマンの曲で検索してみると、他にもたくさんの曲が。
「アンパンマン体操」の歌詞の奥深いこと、、、!
~~以下抜粋~~
もし自信をなくして くじけそになったら
いいことだけ いいことだけ 思い出せ
~~~~~~~~
うん。なんてことない内容なんだけど、今の自分にはズーンとくるものがあったんだなぁ。
いいことを思い出すと気分が晴れるという、当たり前のことだけど、
それができないことが多かった。
いいことだけというよりむしろ いやなことの方が脳内を占領してしまうことの方が多かった。そして、ネガティブになる。いいこともあったのにね。
妊娠、出産、育児を通して、本当に命は尊いものなのだと知ることができた。
みな、普通に生活して生きていて、それが当たり前だと思っていた。
けれど、この世の中に生を受けて、こうやって生きていることは、当たり前じゃなく、奇跡的なこと。
1400兆分の1の確率で妊娠して、そこから10カ月間母親のお腹の中で育ち、
めでたく今こうやって生きている。
さらに、そこから家族に育てられて、病気や交通事故に遭うこともなく、こうやって何十年も生きている。
そう思うと、周りにいる人みんな一人ひとり本当にかけがえのない、唯一無二の大切な存在だと心から思う。
先日遊びに出かけた時に通りかかったお寺に書いてあった言葉にも、感銘を受けた。
「天地万年万古あるも、この身は再び得られず。唯、百年あるのみ。今日という日が最も過ごしやすし。」
そうだよなぁ。当たり前のように明日が来週が、来年が来ると思ってるけど、
もしかしたら今日交通事故で死んでしまうかもしれない。
そうなったらもう一生この自分という存在は、わが身は得られない。
今日が一番若い。今日が、今が、一番に素敵な瞬間。
過去の嫌なことや未来への不安もあるけれど、
それを考えて何になる?考えて解決されるなら考えよう。
でも、そんなことないよね?
むしろ暗くなっていくだけ。ネガティブ思考の無限ループにはまってしまう。
考えても仕方ないのなら、ネガティブなことは考えないでおこう。
積極的に自分をいじめなくてもいいやん。
自分だけは、何があっても自分のことを大切にしてあげようや。
悲しんでも楽しんでも、自分の命には限りがある。自分の生きている時間には限りがある。
じゃあその限られた時間をどう使いたい?
今どうしたい?どんな気分でいたい?
今の積み重ねが 過去であり 未来へとつながる。
お金と時間があるけれど、お金よりも大切なのは時間。
生きていくのに必要なお金ではあるけれど、お金は増えたり減らしたりできる。
時間はもう限られてる。
今というときはもう一生こない。
時間を無駄にしたくないな。
スマホを見たり、テレビを見たり、なんとなく過ごす、、、は避けたいな。
~~「アンパンマン体操」の歌詞から抜粋~~
だいじなもの忘れて べそかきそになったら
好きな人と 好きな人と 手をつなご
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
楽しいこといっぱい でもさびしくなったら
愛すること 愛すること すてないで
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自分が好きな人と 一緒に過ごしたい。
家族に感謝したい。よくここまで育ててくれたね。ありがとう。
人でも、ものでも、趣味でも愛することは 実はたくさんある。
人のことを自分のことを愛していきたい。
といっても、人間なのでネガティブになることもあるし、無駄なこともする。
頭ではわかってるけど、現実的に実現が厳しいこともある。
だけど、忘れないでおきたいな。
時間を大切に 命を大切にしていきたい。
自分が
すきなものに囲まれて、
すきな服を着て、
すきなものを食べて、
すきな人と暮らして、
すきな人と遊んで、
すきなことをして、
わくわく うきうき していきたいな。
子どもを喜ばせるために、アンパンマンの曲を歌っていたが、
思わぬ発見があり、自分の方がノリノリになって歌っている。
すごいな~~。もっと やなせたかしさんの 詩を読みたい。